結婚に関するヨーロッパの素敵な風習

愛する異性と生涯を添い遂げる約束を交わす結婚式。
古今東西を問わず、素敵なセレモニーです。
しかし、お国柄や伝統文化の違いによって、そのロマンチックさの演出方法にもいろいろと違いが出てくるようです。
例えば、結婚式が終わってから外に出てきた花嫁がブーケを投げて、それを受け取った女性が次に結婚することができるなんていうのはよく知られているお話です。
他にも欧米においては、式に出席する女性たちの多くがハンカチを持ってくると言われています。
当たり前のように見えるかもしれませんが、そのハンカチは日常持ち歩いているような普段モノではなく、特別な思い入れのあるハンカチを持ってきています。
それはご先祖様から代々受け継いできた家宝のハンカチであり、そのハンカチで花嫁の涙を拭うことで、自分も結婚ができるとか、何かしらの幸せが訪れると考えられているのだとか。
花嫁を祝福する人々の想いがご先祖様から世代を超えて受け継がれているハンカチというのも、とても素敵でロマンチックな風習です。